2011/10/29

世界を変えるかもしれないWebサービス ② Tumblr


こんにちは。小原です。
前回から引き続き、世界を変えるかもしれないWebサービスを紹介していきます。
第二回目の今回は、Tumblrです。



Tumblrとは?

マイクロブログサービス、Tumblr。その成長には目を見張るものがあります。
昨年後半あたりから人気が急上昇し始め、1年前にブログ数が1000万程度であったのが、今ではその10倍近い9000万を超えます。
Quantcastによると、Tumblr Blog Networkの月間ユニークユーザー数が世界で9860万人を超えています。米国では4060万人、日本では290万人となかなかの人気サービスとなっています。



Wikipediaによると、

Tumblr(タンブラー)は、メディアミックスブログサービス。ブログとミニブログ、そしてソーシャルブックマークを統合したマイクロブログサービスである。アメリカのDavidville.inc(現: Tumblr, Inc.)により2007年3月1日にサービスが開始された。
2011年3月から日本語ベータ版の提供が開始されている。

とのことです。


そんなTumblrはTwitterによく似ています。
Twitterのように他のユーザーをフォローでき、フォローしているユーザーが記事を投稿するとダッシュボードにリアルタイムで表示されます。(Twitterの「タイムライン」に相当)
また気に入ったブログ記事があればリブログしたり(Twitterのリツイート機能に相当)、Love登録したり(Twitterの「お気に入り」に相当)することができます。
当然ながら、自分の投稿に対してリブログやLove登録が行われると、その旨が自分のダッシュボードに表示されるので反応を確認することもできます。

Tumblrはどんなものでも簡単に共有できます。
テキスト、画像、引用、リンク、音声、動画、そのどれもがブラウザ、携帯電話、パソコン、メールなどから投稿できます。

という説明にあるように、"The easiest way to blog" (日本語では「ブログはシンプルに限る」と訳されるらしい。公式サイトに行くとそれがデカデカと書いてあってなかなかシュールで面白い。) というキャッチコピーが、Tumblrというサービスを一言で表しています。

そのシンプルさは決して陳腐なことと同義ではなく、むしろ心地よいものです。彼らはデザイン性をとても大事にしていて、「簡単に使える」ことに加えて「お洒落」なものを追求しているようです。

「それが表現力につながるのだ。」とTumblr CEOのDavid Karpは言います。「私はもっとずっと自由形式で、言葉によらないものを作りたかった。」人は自分を表現したくてブログを書く、しかし当時のブログプラットフォーム ― Wordpress、Blogger、TypePad ― は複雑すぎた。

その証拠に、あの世界一ファッションに気を遣っていると言っても過言ではない、Lady GagaがこのTumblrを自己表現の場として使い始めました。そのことがTumblrの爆発的な人気につながったという説もあります。

AMEN†FASHION (Lady GagaのTumblr)




どんな人が作ったの?

向かって右がDavid

Tumblrの創業者 David Karp は1986年生まれニューヨーク育ちの25歳。彼は15歳で高校を中退し、子育て支援サイトの「アーバン・ベイビー」(www.UrbanBaby.com)のソフトウェア・コンサルタントを経て、2007年にTumblrを創業しました。

彼のインタビュー記事があったので、以下に載せておきます。これを読んでもらえば人となりがわかると思います。

Would You Take a Tumblr With This Man? (Tumblrの創業者 David Karpのインタビュー記事)

僕が勝手に彼を評するとしたら、彼は間違いなく「天才」に属する人間だと思います。人間の根源的な欲求を知っていて、なおかつ必要なものを適切に提供できる能力に長けています。「ブログは普通の人には難しすぎる」というところからスタートし、1つ、2つとステップを入れてやることで既存のブログサービスが持つ問題を解消することに成功しました。そうして最高の自己表現の場Tumblrを創りあげました。とにかくそのセンスには脱帽です。彼の今後からは目が離せません。


Tumblrの果実


では、Tumblrが持つ面白さ(=Webの果実)はいったいどこにあるのでしょうか?(Webの果実については過去記事をご参照ください)
僕の独断と偏見でまとめてみました。

・フォロー機能でファンになれる
・リブログ機能でおすすめできる
・ラブ機能で好意を表明できる
・どんなメディアもかんたんに共有できる
・面白さを自分で開発できるシンプルさ


まとめ

人は自分を表現するためにブログを書く。しかし、Tumblrではそのアイデンティティの形成に名前が必要ない。そこが新しい。「言葉によらないもの」で「自分」を表現するということがもっと一般的になれば面白いですね。

例えば、自分の撮ったスナップだけのブログだったり、一日一曲自分で歌った曲だけアップするだとかそういった使い方もできるわけです。しかも簡単に。
それらはデザイン性に富んでいて見ていて飽きません。またそれらに対する反応もしやすく、モチベーションが下がらない仕組みもあります。

そこからファッションモデルが生まれ、歌手が生まれ、写真家が生まれる。

誰でも「表現者」になれる時代が到来したんですね。











 小原大樹
twitter@hir_obr
encitii@hirokio




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2011/10/23

EnCitii をはじめからていねいに (iPhoneアプリ)




今回は、iPhoneアプリ版 EnCitii の使い方をまとめました。
各タイトルをクリックするとリンク先の記事へ飛びます。

※疑問・質問はコメント欄にお願いします。






1 iPhoneでの新規登録手順について

2 iPhoneアプリのHomeモードについて

3 iPhoneアプリのOnMapモードについて 

4 iPhoneアプリの現在地からの投稿について 

5 iPhoneアプリのプロフィール変更方法について 

6 "En"とは何ですか? 





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2011/10/20

iPhoneアプリのプロフィール変更方法について




iPhoneアプリEnCitiiにログインして頂いて一番初めに表示されるHomeモードにて、
説明画像で「」と印づけされているご自身のアカウント名をタップして下さい。
すると、そこから伸びている矢印の先にある画面のような、
ご自身のプロフィールの画面が表示されます。

①「」と印づけされている「アイコンの変更」をタップすると、
アイコンの変更を行う画面へと進みます。

②「」と印づけされているプロフィール文章の部分をタップすると、
プロフィール文章を変更する画面へと進みます。


アイコンの変更、プロフィール文章の変更ともに、
右上にある「完了」ボタンをタップして頂くと変更完了です!









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iPhoneアプリの現在地からの投稿について




iPhoneアプリによる現在地からの投稿は、
HomeモードとAroundMeモードにある右上のボタンから行うことができます。

説明画像にてピンクの丸でかこってある部分をタップすると、
現在地からの投稿するための投稿画面が現れます。


現在地以外の場所へは、OnMapモードから投稿することができます。










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iPhoneアプリのOnMapモードについて




画像にて、「コレ」と書いてある部分(OnMapと書いてある部分)をタップすると、
OnMapモードに切り替えることができます。
OnMapの特徴は、”現在位置に縛られない”ということです。
ストーリーを見るのも、投稿するのも、
現在位置と関係なく好きな場所を選んで行うことのできるモードです。





















まず、「ストーリーを見る」ことについてご紹介します。
説明画像をご覧ください。
画像で「1」という印がつけてある緑のピンが、
”誰かのストーリーがその場所に投稿された”ということを表しています。

この緑のピンをタップすると、噴出しが出てきてストーリーの一部を見ることができます。
いろんなピンをタップして気になるストーリーを見つけたら、
吹き出しの右側にある青い矢印ボタンをタップすることで
そのストーリーの続き(全文)を読むことができます。


次に、OnMapモードで「投稿する」ことについてご紹介します。
OnMapモードでは、最初に少しお話ししたように、
現在位置とは関係なく、どこにでもストーリーを投稿することができます。

説明画像にて「2」とかいてあるような場所、
つまり、地図上でまだ緑のピンがささっていない部分をタップしてみると、
そこに紫のピンが新たに打たれ、
「ストーリーを書き込む」という噴出しが現れます。

吹き出しの右側にある青い矢印ボタンをタップすると、
説明画像の3つ目にあるような投稿画面へと進みます。

こちらから投稿すると、先ほどタップして紫のピンを打った場所に
貴方の新たなストーリーが書きこまれることになります。



EnCitiiでは、このようにOnMapモードを使用して頂くことで、
あなたが今どこにいるかに関わらず、
いつでも好きな場所へ投稿できるようになっています。
しかも、投稿日時も、過去から未来まで自由に選ぶことができます。

現在位置を用いて投稿したものと
OnMapモードで世界中から好きな場所を選んで投稿したものとの区別はつかないので、少し前に行った場所についてだけ投稿したり、
現在位置に投稿するにしても自分の記録にとって差し障りなければ日付をずらして投稿したりすることで、
現在位置を知らせることなく安心して投稿をお楽しみいただくことができます。





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iPhoneアプリのHomeモードについて




iPhoneアプリにてEnCitiiにログインすると、
まずはじめにこちらの画像のような画面が表示されます。




































これは、Homeモードと言って、
以下の3種類のお知らせが流れてくるモードです。

・あなたのストーリーに誰かがコメントをつけたこと

・あなたのEnが新しいストーリーを書いたこと
(Enのある人をEnといいます。Facebookで言うと’友達’の感覚に近いです)

・あなたのEnが他の誰かとEnになったこと

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
iPhoneアプリではHome」,「On Map」, 「Around Meの3つのモードがあり、
下の方にあるモード名をタップすることで切り替えることができます。

簡単に言うと、
On Mapは地図でストーリーを見るモード、
Around Meは現在位置の周囲のストーリーを、Homeと同じようなテキストベースの形で見ることができるモードです。





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iPhoneでの新規登録手順について



iPhoneでの新規登録手順をご紹介します。

まずはじめに、AppStoreで”EnCitii”というアプリを探してダウンロードして下さい。

EnCitii - En Corporation ←こちらからもダウンロードできます。




















アプリのダウンロードを終えて起動したら、
①まず、説明画像の左側のような画面が開きます。
画面が開いたら、「1」と印がついている
新規登録」の文字をクリックします。

②すると、右側の画像のような新規登録用Webページが開きます。
・まず、お好きなID名を半角英数で入力します。
ID入力後、すぐ右にある「2」と印が付いているCheckボタンを押すと
そのIDが使用可能かどうかチェックできます。
OKと表示されたら使用可能です。

OKでなければ他の誰かが先に使用しているので、
他のIDに変更して再びCheckしてみてください。


続いて、メールアドレスと、
パスワード(半角英数4文字以上)を入力して、
最後に「3」と印がついている送信ボタンを押して頂くと登録完了です。


登録が完了しましたら、ふたたびアプリを開いて、
①と同じ画面にて、
先ほど設定したIDとパスワードを入力し、
ログイン」ボタンを押して下さい。

→お疲れ様です、ログイン完了です!
iPhone で EnCitii をお楽しみ下さい(*^^)☆





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2011/10/17

EnCitii をはじめからていねいに (Web)



「EnCitii、面白そうなんだけど、まだ使ってないな〜。」


「使い方がいまいちわからないんだよね〜。」


という方向けに、今回は、Web版 EnCitii の使い方をまとめました。
各タイトルをクリックするとリンク先の記事へ飛びます。

※疑問・質問はコメント欄にお願いします。







1 新規登録の手順について 

2 投稿方法について

3 場所検索について

4 Web版EnCitiiでストーリーを見る2通りの方法について

5 ストーリーへのコメントの仕方について

6 "En"とは何ですか?







EnCitii で、あなたの人生がより鮮やかに、より豊かなものになれば嬉しいです。





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"En"とは何ですか?



今回は、”En”とは一体何なのか、というお話です。
まず、確認のため、Enについての表示が現れる画面を見てみましょう。

iPhoneアプリだとこちらにEnに追加というボタンが、





Web版だとこちらにAdd Enというボタンがあります。





人をEnに追加したり、Enから解除したりする…?

Enとは、日本語の縁からきた言葉で、
あなたと他の誰かに縁があることを表す印です。

Enは双方向なので、Twitterのfollowというよりは
Facebookの友達に似た様なものです。
ただし、Enには承認がいらないという所が友達と一味違います。

あなたが誰かをEnに追加すると、
その誰かのEnにも自動的にあなたが追加されます。
EnCitiiでは、あなたがEnにその人を追加したということは、
相手のほうにもあなたに対する縁があったと考えるからです。

Enになった人の新着状況は、iPhoneではHomeモードから、
Web版ではMyEnListから見ることができるようになります。

気になる人を見つけたら、Enに追加しておけば
後で見るときにもその人のストーリーが見つけやすくなります。
あなたに縁のある人を、Enにどんどん追加してお楽しみ下さい♪



ちなみに…
現段階では、Enに追加されたくなくても拒否する機能はありませんが、
今後利用者が拡大するにあたり、
見たい情報を整理できるように拒否機能も追加する予定です。




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ストーリーへのコメントの仕方について



今回は、あなたが気になった投稿(以下ストーリーと呼びます)へ
コメントする方法についてご紹介します。

①ログインすると、説明画像の1枚目の画面のように
NewsFeedというものが表示されているので、
まず「1」と書いてある部分をクリックして、
説明画像の2枚目の画面のような地図表示に切り替えます。

②次に、気になったストーリーを選択します。
「2」と印が付いている箇所のいづれかをクリックして下さい。

③すると、説明画像の3枚目の画面のように
コメントを書くことのできる画面が表示されます。
ここで「3」と印が付いている部分に記入し投稿して頂くと、
あなたの気になったストーリーへコメントをつけることができます。


コメントに対して更にコメントをつけ返したい場合も
同様に「3」と印が付いている部分に記入して投稿して下さい。
Facebookと同じように、EnCitiiでも
”ストーリーに対するコメント”と、
”コメントに対する更なるコメント”とを区別していません。







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Web版EnCitiiでストーリーを見る2通りの方法について



Web版EnCitiiにてストーリーを見る方法は2つあります。

1つ目は「自分へのコメントと自分のEnの情報のみを見る」NewsFeedモード。
もう一つは「地図上にあるストーリー(投稿)を全て見る」Mapモード。

以下で、これら2つのモードでそれぞれできることについてご紹介していきます。

ログイン直後は↓の画像のようなNewsFeedモードになっています。



NewsFeedモードは、
以下の3種類のお知らせが流れてくるモードです。
・あなたのストーリーに誰かがコメントをつけたこと
・あなたのEnが新しいストーリーを書いたこと
・あなたやあなたのEnが、他の誰かと新らしくEnになったこと


↑の画像にてピンクの丸で囲ってある部分をクリックすると
(左上の「MapMode」、右上の「On Map」、真ん中下の「Show Map」)
Mapモードに切り替わります。



Mapモードとは、
今見ている地図上にあるストーリー(投稿)を、
あなたのEnかそうでないかに関わらず全て見るためのモードです。

Mapモードにて↑の画像にてピンクの丸で囲ってある部分をクリックすると、
(左上の「NewsFeedMode」、右上の「My En List」)
再びNewsFeedモードに切り替わります。





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場所検索について



場所検索の機能についてご紹介します。

画像にて、ピンクの丸でかこってある部分で場所検索を行うことができます。
小さくて気づきにくいかもしれないので、今回ご紹介の場を設けました(^^ゞ

都道府県、住所、駅、有名な施設、などを検索することができます。

検索ができない単語が入力された場合は
「No such place」と表示されます。

思いついた場所の名前で検索してみてください♪






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投稿方法について



①ログインするとNewsFeedという画面になっているので、
まず上の画像で「1」と書いてある部分をクリックして、
説明画像の下部分の画面のような地図表示に変えます。


②探したい場所がある場合は、下の画像で「2」と書いてある入力欄に
探したい場所の名前を入力して、検索ボタンをクリックします。
都道府県、住所、駅、有名な施設、などを検索することができます。
 検索ができない単語が入力された場合は、
「No such place」と表示されます。


③地図上で、投稿したい所をクリックしてください。
すると、投稿吹き出しが現れます。

・年月日は半角数字で入力してください。
昔の日付でも、未来の日付でも投稿可能です。

・ファイルを選択をクリックすると、
現時点では1MBまで、投稿に添えたいお好きな画像をお選び頂けます。


記入を終えたら、最後にsubmitボタンを押していただくと投稿完了です。
早速、地図上にあなたの書いたストーリーが表示されます♪







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新規登録の手順について



今回は、EnCitiiに新規登録する手順をご紹介します。
画像と合わせて御覧ください。


まずはEnCitiiのページを表示します。
http://www.encitii.com/

①新規登録 をクリックします。

②好きなID名を半角英数で入力します。
入力後、すぐ右にあるCheckボタンを押すと
そのIDが使用可能かチェックできます。
OKと表示されたら使用可能です。

続いてメールアドレス、パスワードを入力して、
送信ボタンを押して頂くと登録完了です。


登録すると、ストーリーを投稿したり、
ストーリーにコメントしたりできるようになるので
どうぞお楽しみ下さい♪


 







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2011/10/14

iPhone アプリ版 'EnCitii' の魅力

どうも、大川内 (@NaoOkawachi) です。
今回は EnCitii の iPhone アプリのご紹介をば。それでは参りましょう。

EnCitii は位置情報を利用した SNS なので、 GPS を搭載した iPhone で使えば楽しさは倍増です。

なんといっても、 Web 版 EnCitii では知ることのできない 「ココ」 のストーリーに出会える
つまり、 iPhone アプリでは、 「今あなたが立っている場所」 に投稿されたストーリーをチェックすることが出来ます。

--- 毎日何気なく歩いている道。
--- 初めて訪れた街。
--- いつも通り過ぎるだけで、降車したことのない駅。

EnCitii を使えば、そこで生起した様々なストーリーを知ることが出来るのです。
たとえば、東大の駒場キャンパスでは

このように、ここを訪れた人たちのストーリーが書き込まれています。
これは 「Around Me」 という、自分がいる場所の周囲に投稿されたストーリーを見る機能です。

<現在地> と <ストーリーの間の距離> が表示されるので、 「同じ空間にいる、場所を共有している」 という感覚を強く持つことが出来ます。
今自分がいる場所に、ストーリーを投稿してみましょう。

勿論 Web 版と同様にニュースフィードマップモード楽しむこともできます。
今まさにあなたが立っている場所の歴史や、未来を覗き見てみませんか?

iPhone4Sを購入した皆さん、この機会にぜひ!

無料ダウンロードはこちらから。
EnCitii - En Corporation
おおかわち(@NaoOkawachi)






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2011/10/11

おざーん、起業を語る

先日、NetAge Weekly Gatheringということで、NetAgeのOfficeにダメだしドットコムの小澤隆生さん(@ozarn)がいらっしゃいました。

そこではNetAgeから投資を受けている会社向けに、ご自身の経験談を語ってくださったのですが、その話があまりに素晴らしいので小澤さんの許可を得て、Blog記事にさせていただきます。



以下、伊藤翔太(En/CEO)が、小澤さんのお話の要旨を、まとめさせていただきます。
よろしくお願いします。



まずはじめに、小澤さんの経歴を簡単にご紹介します。

1999年 株式会社ビズシーク設立。代表取締役就任

2001年 株式会社ビズシークを楽天株式会社に売却

2002年 楽天株式会社執行役員就任。オークション事業担当

2005年 楽天の球界新規参入を担当。株式会社楽天野球団取締役事業本部長として、球団運営を行い、パシフィックリーグ唯一の黒字運営を実現。

現在は、小澤さんは、楽天株式会社顧問、ロケットスタート(nanapi運営)パトロン、 CivicForce理事として活動されています。



※以下、小澤さん目線で綴ります。


■ビズシークの設立と売却

僕は、ビズシークを株式会社化するまで、2年間、投資家周りをしていました。しかし、97年、98年は、インターネットベンチャーに投資しても、投資リターンを得る場がなかった。M&Aや、IPOしてEXITするという実例が全くなかったんですね。それが、99年の東証マザースや、孫さんが設立した大証ナスダックで、ベンチャーのIPOが初めて可能になった。

2年間、投資家を回っている間、僕は、「サービスの良さ」を売り込んでいた。けれども、投資家サイドとしては、「何年後にいくらで返ってくるのか」が最も重要で、どんなにいいサービスでも、投資リターンで儲かるメドがなければ、投資家は投資しない。これは、後になってから気づいたことでした。

最初に、NetAgeの西川氏から投資を受け、2000年の初頭までに、約5億円を調達しました。事業は順調に拡大し、2001年に、楽天に買収を受けました。

楽天以外に、アメリカの会社とも交渉していましたが、この時に、アメリカのM&Aのデューデリジェンス(企業価値評価)を経験しました。向こうの会社は、システムやデータベースまで見て、企業価値を評価していました。

他方、日本の会社は、チームとしての評価を重要視していたように感じました。


■楽天に参加

ビズシークが、楽天に買収された際の社員の人数は、150人くらいでした。それが、現在では約1万人の社員数を誇り、売上も30億円から、約4000億円まで伸びました。このような拡大期、日本で一番成長している会社を間近で見ることが出来る、というのは非常に面白い経験でした。


■コンプレックスと球界参入

実は、社長時代は、赤字のまま買収されたこともあり、「自分は事業を作れないのではないか」というコンプレックスを持っていました。

しかし、2004年に取り組んだ、楽天球団の設立では、初年度に2億円、パリーグでは唯一の黒字化に成功しました。自分自身もこの時は、120点の仕事ができたと思っていますし、このときの経験で、「事業を作る」本質がわかったように思います。

ネットしか分からない状態から、リアルでも、「事業を作る」ことができるようになり、球界参入の経験は非常に貴重なものでした。


■投資家として

2006年から、個人投資家としても活動しています。僕自身が、先輩から大変かわいがって頂いたという思いがあるので、その恩を、後輩に向けて返そう、と思っています。

それまでは、投資よりも寄付をしていました。投資先の増資などは、基本的には僕が対応する形で進めています。95年頃からIT業界にいて、やたらめったら知り合いが多い。相談できる相手も、多いので、その意味ではとてもよかったです。


■事業をするときの8つのポイント

ビズシークをはじめたころは、ポイントがよくわかっていなかったのですが、経験を積むに連れて、事業をするときに外してはいけない、ポイントがあるということに気づきました。

1 何故やるか

どうしても、小澤がやらなければならないことなのか。やらなければならないと、思えるかどうか。山田でも、田中でもなく、「小澤」がやる理由が必要。

2 ゴールはどこか

ベストのシナリオはどういったものか。また、ベストでなかった場合でもしっかりゴールできるかどうか。

3 何をやるか

どんなビジネスをするのか

4 どのようにやるのか

5 難しさ

エベレストに上るくらいなのか、富士山なのか、はたまた高尾山なのか。

6 ポイント

事業をやる上で一番重要なポイントはどこかを、突き詰めておく。

7 持っていなくてはいけないものは何か

8 全部失敗したら、どうなるか


何をやるのか、より、どのようにやるのかの方が、遥かに重要。

「フランス料理で、東京で一番美味しい店を作れば、儲かると思います」

これ、当たり前だと思うんですよ。もちろんそう。問題は、どうやってそれを実現するのか。例えば、3つ星レストランのシェフが一ヶ月5万円で働いてくれる、とか丸ビルを一坪30円で借りられる、とか富裕層のリストを2万件持っているということになれば「それ、まじやべーな」ということになるわけです。

プロ野球チームを作ったときでも、「プロ野球チームを作る」ということは決まっている訳です。「どうやってやるのか」がポイント。

洋服のECサイトでも、「やーふく」や「みーふく」「まーふく」は売ってない。

言っている意味わかりますか?

「洋服」はもう、世間では売れています。市場がある。説明する必要が無い。ところが、「やーふく」を売ろうとしたら、「やーふくとは何か」という説明から始めないと行けない。

ビジネスプラン学校をやったときでも、「3日間でビジネスプランを作る」という課題で、2日と18時間くらいは「何をやるか」で揉めている。でも、本当は、「どうやってやる」の方がよっぽど重要。だから、「何をやる」で競うようなビジコンは本当に嫌いです。

で、なるほどなーと思って弁当屋をやってみると、やっぱり通用した。病院経営でも通用した。

楽天のような、プラットフォーム事業というのは、「難易度S」です。マーケットプレイスはエベレストに近い。年間1人も上れないです。筑波山には、がんがん上れます。登る山に寄って、必要な装備は違う筈です。だから、登る山を知る必要があります。VCによって、どのようなタイプの「山」を好むのかも、違います。だから、お金の出し先に合わせてプレゼンテーションをする、というのも重要です。

また、7合目くらいで買い手となる可能性のある会社に、先にヒアリングしておくことも重要です。僕がビズシークをやったときも、「300万本の古本データがあれば、買ってもらえる」という保険をはってからやりました。

投資やM&Aは、相対交渉です。だから、相手が求めているものにマッチするかが大事なのです。ビズシークのときは、「商品数」がポイントになる、ということでした。だから、キャッシュは全て「商品数」を集めることに使いました。ポイントが分かっていれば、資本効率が良くなるのです。

もし、エベレストに登りたい、と思っても、ステップ上にすることが大事です。最初は筑波山に、次に富士山に、最後にエベレストに到達するようにプランを設計する。10年前を振り返って思うのは「筑波山の登り方もわからないのに、エベレストに登れなかったなあ」ということです。

筑波山に登る、つまり、スモールサイズでの成功がまず重要です。億単位の増資は、シンプルな理屈が必要です。10万円かけたら、11万のリターンがあるのならば、1億円かければ、1億1000万儲かる。

僕がビジネスをやるときは、意図的にストック型でやるようにしています。

つまり、1億円かけて作ったデータは、1億円の価値があるようにするのです。そうすれば、最悪売却するときでも、かけたお金と同じ、価値がでるのです。だから、どのようなデータをストックして行くのかを考えてることは、非常に重要です。

スモールサイズで成功する迄は、会社にもしないほうがいい、僕はそう思います。

せこくて結構。僕は失敗大嫌いですから。



■伊藤のまとめ

まず、一番感じたこととして、小澤氏はかなり論理的、合理的な発想をする方であるということです。「小澤の職場•現場体験ブログ」などをよみ、節分にたくさんの豆をぶちまけている人(http://d.hatena.ne.jp/ozarn/20110208/1297145171)というイメージが強かったのですが、彼の理屈はとても鋭く、ビジネスモデルを何度も咀嚼して作っている方だと思います。

そして、僕が最も共感したのは、「ストック型でビジネスをする」ということです。ストック型のビジネスをしないと、DoComoやauのような、キャリアですら、「土管化」するリスクと戦わなければならない時代のように思います。

その中で、どのような性質のコンテンツをストックし、どのようなインターフェイスで見せるのか、ということが問われるのではないでしょうか。それを意識して、サービスを作って行くことが重要だと考えます。ポジショントークですが。

■EnCitiiのご紹介

EnCitiiは、あなたの人生の軌跡を可視化する”時空間SNS”です。
あなたの人生を、地図上にプロットしていくことで、友人や知人に追体験可能なものとして、再現することができます。
時空間SNS"EnCitii"
http://www.encitii.com

株式会社En 代表取締役CEO 伊藤翔太















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2011/10/07

ログインなしで EnCitii を使ってみる


こんにちは、大川内(@NaoOkawachi)です



EnCitii のコンテンツが気軽に覗ける

最近話題の EnCitii

「アカウントがなくても、どんな感じなのか実際に使ってみたい!」

という声にお応えして、非ログイン状態で EnCitii内のストーリーを見る機能が備わりました。


⇒ EnCitii に未登録でも、 EnCitii 内のコンテンツを見ることが出来る!


Twitter で 「#encitii」と検索すると、 EnCitii に投稿されたストーリーがヒットします。

例えばコレ。








赤羽さん (@YujiAkaba) が EnCitii でストーリーを書いてくれました。

このツイートに記載の URL をクリック。

すると、









おぉ、ニューヨーク。
こんなところにいらしたんですね。こんなことしてみたいですね。

という感じで、 Twitter で流れているストーリーから、直接 EnCitii のストーリーへと飛ぶことが出来るのです。

ちなみに、このニューヨークのストーリーから、時間を少し遡ってみると、








赤羽さんが、東京に飛びました。



南場さんとのエピソード。豪華です。


このストーリーに惹かれる人は多いと思うので URL を。

時間を辿ることで、もっとたくさんのストーリーを見ることが出来ます。
気軽に使ってみてください。

きっと EnCitii の面白さがバシバシと伝わるに違いありません。



おおかわち(@NaoOkawachi)











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2011/10/06

「思い出」と「未来」に彩りを

はじめまして。
Enでマーケターをしている山下雄登(@yuto88)と申します。
今夏にMacBook Airを購入して、宝の持ち腐れにならぬよう日々鍛錬してます。
色んな人と会って話しをするのが好きなので、国籍年齢問わず気軽にお声がけください;)

以下、私の思うEnCitiiの楽しみ方について記しました。
記事やブログというものをあまり書いたことがないので、
拙文であることをご容赦頂ければと思います。


新たな景色

いきなりですが、
EnCitiiのマップ右上の場所検索で「富士山」と検索してみましょう。


おぉ!すでに4つのストーリーがあります。わくわく。
通常ですと、このまま「4」をクリックしてストーリーを楽しむところですよね。

しかし、せっかくの富士山ですよ?
どうせなら、一味違った楽しみ方をしてみましょう!


場所検索のすぐ下にあるこのボタンをご存知ですか?
*「とっくに知ってるよ!」ってユーザーの皆様、ありがとうございます m(_ _)m

発見しましたら「航空写真」をポチってみましょう。


そうしますと、先ほどのマップは...


Oh!Amazing!
これでストーリーにも一段と臨場感が増しますね。
(「Google Mapを利用しているのだから当然でしょ」と言われたらそれまでですがw)

実際にどんなストーリーが書かれているか気になるところですが、
EnCitiiでご自身の目で是非お確かめになることをオススメします:)


彩り

富士山以外にも世界には多くの美しい景色が存在します。

昔訪れた「ナイアガラの滝」にストーリーを書き込めば、
鮮やかなマリンブルーと共に懐かしい思い出が浮かんでくるでしょう。

いつか行きたい「ウユニ塩湖」にストーリーを書き込めば、
眩しいほどに美しい景色の中に浮かぶあなたの想いが、
現地を訪れたい衝動をさらに駆り立てるでしょう。

美しい風景とストーリーが組み合わさることで、新たな景色が生まれます。
きっとその景色は見る人によって様々です。


皆さんと一緒に新たな景色を生み出し、
人生に彩りを加えることができたら素敵ですよね。



EnCitii: やまゆう
twitter: @yuto88




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2011/10/04

EnCitii が新しく生まれ変わりました!


こんにちは! おおかわち (@NaoOkawachi) です

EnCitii は 9月15日 にリニューアルを行い、使いやすく生まれ変わりました♪

今回はその内容をお伝えしたいと思います


 ニュースフィード

  • 自分のストーリーにコメントがついた 
  • En (=縁のある人)が新しくストーリーを投稿した
  • 自分の En に新しく友人が追加された          など
これらの情報は常にチェックしておきたいですよね。

シンプルに、見やすく生まれ変わった<News Fees Mode>では一括してこれらのお知らせを確認することが出来ます

(下の画像の左側が、新しいニュースフィードです)









② マップ上のストーリーが見やすくなった!

EnCitii では、「世界中に散らばった人生のカケラ」を、地図上で見ることが出来ます

これが<Map Mode>の機能です。

マップ上に転がってる友人のストーリーを辿っているとあっという間に時間が経ってしまいます。。。


<Map Mode>と<News Feed Mode>は、タブで簡単に切り替わります^^


これが新しいマップモード。




↑ 渋谷駅周辺に投稿されたストーリー


単に「渋谷で飲み会した!」

というのではなくて、

「●月▲日に、渋谷の公園通りにあるこのビルの6階で飲み会した!」

という情報が実際にマップに載っていたら、次にそこを通る時にちょっと様子をみてみたり、
知らない街であっても親近感がわいたりするはず。


また、マップの表示範囲内に書き込まれたストーリーは、右側の On Map に一覧されるので、

「ここってどんな場所なんだろう?」
となんとなく思った時、各ストーリーをざっと把握するときなどに便利です。



ところで

アイコン付きのストーリーのほかに、
「2」とか「3」と書かれた吹き出しが見えますよね?




これは、
「渋谷のように沢山の人がストーリーを書くところでは、ストーリー同士が密集してしまう」

という現象に対処するために、密集したストーリーをクラスターにして、その数を表示しているんです

吹き出しに表示された数字は、まとめられたストーリーの数を表しています。

もちろんこの黒い 数字吹き出し をクリックすると、まとめられたストーリーをチェックすることができます

________________________________________________________________


今回のリニューアルでは、地図上のストーリーも、文字情報も、全体的に「シンプルかつ見やすい」形へと生まれ変わりました♪

ぜひ、使いやすくなった EnCitii で実際に遊んでみてください!

EnCitii: www.encitii.com

おおかわち @NaoOkawachi
スフィンクスに似ていることで定評あり → 

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2011/09/11

EnCitii 人生を再現する装置


こんにちは。はじめまして。
大川内直子です: @NaoOkawachi
東大で文化人類学を勉強しています。アフリカで一人暮らしをするためです。


勇んでいきましょう。


Facebook や Twitter では、友達の人生を丸ごと知ることはできない。


作家や芸能人、尊敬する人物やなんとなく興味のある人・・・

「この人のことをもっと知りたいな」
                 と思ったとき、あなたならどうしますか?


その人が有名なのであれば、ググると生い立ちや現在の立場などを知ることが出来ます。だけどそんな人はほんの一握り。有名人でなくとも、面白い、自分と親和性がある、仲良くなりたい、と思える人はたくさんいるはずです。

  • フェイスブックで友達になれば、その人の近況や交友関係を垣間見ることが出来ます。学歴や職歴、趣味も分かるでしょう。
  • ツイッターのアカウントを知れば、彼・彼女が今何をしているのか、何を考えているのかが分かります。

でも、憧れやちょっとした興味を抱いている人が「東京大学の卒業生である」とか、「なでしこジャパンの生放送試合を今まさに見ている」とか、そういう情報を得たところで、その人がどのような人生を生き、どのようにして今のその人へと至ったかということは、ほとんど分からない。


ロールケーキみたいにどこを切っても同じ形の人生なんてありません。フェイスブックやツイッタ―で手に入る情報は一種の結果であって、そこに至る過程はなかなか見えてこない。



人生を丸ごと追体験する。

ある人の人生を丸ごと再現し、追体験を可能にするサービスがあれば楽しいと思いませんか?

人生はひとつひとつの出来事の集積です。出来事の軌跡を辿ればその人の人生を追体験することが出来ます。








  • 高校生のあなたは、たとえば、自分が行きたい大学に通っている人のキャンパスライフを追体験する。                                                   
  • 社会人であるあなたは、たとえば、職場の同僚の学生時代を追体験する。                
  • 身をもって戦争の恐ろしさを知らない多くの私たちは、たとえば、自分の祖父の戦争体験を追体験する。


彼らが何十年もかけて学んだこと、命がけで感得したこと、悲しみの末に悟ったこと。そういった「記憶」は我々の宝です。それを共有することが出来れば人生はもっと豊かになるに違いない。


様々な人生のストーリーをみんなで共有することで、同じように楽しみ、喜び、驚き、学ぶ。

そんなサービスを作りたい。

そんな思いから、EnCitiiの構想を始めました。


ストーリーは何で表されるか? ⇒ 人、時、場所、出来事

人生の核となる要素とは何か?

詳しい説明は省きますが、それは、誰が、いつ、どこで、何をしたか・何を思ったかという4つです。


そこで、ある人の人生を絶対時間順に追うことができ、しかも地図上でその出来事が起きた場所も見ることが出来るサービスこそが、心の再生産に最も近いものであるとの信念のもと、EnCitiiが出来上がりました。

EnCitiiとは、人生を質感豊かに再現し、誰にでも追体験可能にする装置なのです。



 NaoOkawachi


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2011/08/31

株式会社enについて



設立のきっかけ


個人的には、会社をはじめるきっかけは、大枠2種類に分類されると考えています。
  1. 起業、ビジネス、お金を儲けることを目標としているパターン
  2. サービスが最初にあり、それを収益化することを目指すパターン
1の例の典型例は、livedoor/堀江氏のような形だと思います。①の例においては、BtoBのビジネスが比較的多いように思われます。

2の例の典型例は、facebook/ザッカーバーグのような形と考えます。即ち、サービスを展開していくために、会社を作るというパターンです。


どちらが正しい、ということは全く無いと思いますし、①の例から徐々にビジョンが固まっていき大きな価値を生む例も多いように思います。

株式会社enについては、偶々②の例に近い形であり、前回の記事に記したように、時空間SNS ”encitii” を展開するための会社です。



ビジョン

私たちのビジョンは、「縁を可視化する」ことです。
ストーリーを書き込み、時空間上でつながることで、これまで不可知であったつながり[縁]を可視化し、体感可能なものとする。

[縁]を体感させることで、自分の人生がどのように成り立っているのかを実感できる。


これが、enのビジョンです。



メンバー

私たちは、encitiiの理念に共感する、という1点を元に結集しています。
取締役CTOの松本勇気、取締役CBOの大川内直子など東京大学の同級生を中心に、小尾敏仁氏(㈱ケイブ取締役)、西川潔氏(㈱ネットエイジ代表取締役)、赤羽雄二氏(㈱ブレークスルーパートナーズ)の支援を受けて運営しております。


代表者名:伊藤翔太
所在地・連絡先
所在地:〒153-0042目黒区青葉台3-10-9東信青葉台ビル6F
設立年月日:2010年11月11日
資本金:6,500,000円
事業内容:時空間SNS事業


代表取締役CEO 伊藤翔太


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2011/08/27

EnCitiiをスタートするにあたって



EnCitiiとは何か


EnCitiiは、あなたの人生の軌跡を可視化する”時空間SNS”です。
あなたの人生を、地図上にプロットしていくことで、友人や知人に追体験可能なものとして、再現することができます。

あなたは、ストーリーを書く際に、時間と場所を設定して書き込みます。
つまり、僕であれば、”1989年/中野”に「生まれた場所」と書きこみをしたり、”2007年/自由が丘”に、「よくたむろしていたスターバックス」などと、自分の思い出をプロットしていきます。さらに、”2012年/シリコンバレー”に「オフィスをつくりたい」と書き込むこともできます。


今までのwebサービスでは、書き込んだものは必ず「現在時刻/現在地」で書き込まれていました。しかし、渋谷に居ながらにして、京都の思い出を想起することもあれば、2011年の今、2000年や、2015年に思いを馳せることは、よくあることです。

EnCitiiを通して、ここに居ながらにして、どこにでも行ける。
どこでもドア/タイムマシンのような感覚を与えたい。

また、気になる人のストーリーを見ることで、今まで気づかなかった繋がりに気づくこともできます。自分が好きだった場所に、実は友人も過去訪れていたり、自分が旅行しようと計画している場所に、友人がストーリーを書き残していたりします。そして、そこから新たな繋がり”En”が生まれるのです。


なぜ、EnCitiiなのか


現状のサービスにおいては、人同士がコミュニケーションを取るサービスが溢れています。しかし、一瞬一瞬の会話だけで、深い相互理解が生まれるとは考えにくいです。

私たちEnは、人が人生において辿る軌跡(過去、現在、未来)を共有することで、より深い他者への理解が生まれると考えています。 自分という存在の、時間軸を持った文脈、コンテクストの共有なくして、深いつながり、というのは生まれないのではないでしょうか。

長い付き合いの友人と会って、心が温まるのは、何より自分がどのように生きてきたかを知っている、つまり同じ時間と空間を共有してきたからと考えます。 私たちのサービスは、一瞬にして、その人が過ごしてきた時空間、文脈を共有することを可能にすることを目指します。

Facebookにおいて、人は「所属している団体」によって定義されます。
Twitterにおいて、人は「発言した内容」によって。

EnCitiiにおいては、「その人が辿ってきた、辿ってゆく、人生の軌跡」によってユーザーを定義することを意図しています。


EnCitiiで、もっと、街が楽しくなる


世界には、見えないストーリーが、溢れています。人がいれば、人の数だけ、ストーリーが貯まっていきます。無機質に見える、街の中でも、人の思い出は心の中に眠っています。そのような、隠れたストーリーを、ビジュアライズして、ユーザー同士の、”縁”を創出する。これが、私たちの目指す世界観です。


EnCitiiは、iPhoneのApp store にて“EnCitii”
また、Web版は    www.encitii.com (15日リニューアル予定)

にてご利用できます。


今後とも、よろしくおねがいいたします。

株式会社En 代表取締役CEO 伊藤翔太














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