2011/08/27

EnCitiiをスタートするにあたって



EnCitiiとは何か


EnCitiiは、あなたの人生の軌跡を可視化する”時空間SNS”です。
あなたの人生を、地図上にプロットしていくことで、友人や知人に追体験可能なものとして、再現することができます。

あなたは、ストーリーを書く際に、時間と場所を設定して書き込みます。
つまり、僕であれば、”1989年/中野”に「生まれた場所」と書きこみをしたり、”2007年/自由が丘”に、「よくたむろしていたスターバックス」などと、自分の思い出をプロットしていきます。さらに、”2012年/シリコンバレー”に「オフィスをつくりたい」と書き込むこともできます。


今までのwebサービスでは、書き込んだものは必ず「現在時刻/現在地」で書き込まれていました。しかし、渋谷に居ながらにして、京都の思い出を想起することもあれば、2011年の今、2000年や、2015年に思いを馳せることは、よくあることです。

EnCitiiを通して、ここに居ながらにして、どこにでも行ける。
どこでもドア/タイムマシンのような感覚を与えたい。

また、気になる人のストーリーを見ることで、今まで気づかなかった繋がりに気づくこともできます。自分が好きだった場所に、実は友人も過去訪れていたり、自分が旅行しようと計画している場所に、友人がストーリーを書き残していたりします。そして、そこから新たな繋がり”En”が生まれるのです。


なぜ、EnCitiiなのか


現状のサービスにおいては、人同士がコミュニケーションを取るサービスが溢れています。しかし、一瞬一瞬の会話だけで、深い相互理解が生まれるとは考えにくいです。

私たちEnは、人が人生において辿る軌跡(過去、現在、未来)を共有することで、より深い他者への理解が生まれると考えています。 自分という存在の、時間軸を持った文脈、コンテクストの共有なくして、深いつながり、というのは生まれないのではないでしょうか。

長い付き合いの友人と会って、心が温まるのは、何より自分がどのように生きてきたかを知っている、つまり同じ時間と空間を共有してきたからと考えます。 私たちのサービスは、一瞬にして、その人が過ごしてきた時空間、文脈を共有することを可能にすることを目指します。

Facebookにおいて、人は「所属している団体」によって定義されます。
Twitterにおいて、人は「発言した内容」によって。

EnCitiiにおいては、「その人が辿ってきた、辿ってゆく、人生の軌跡」によってユーザーを定義することを意図しています。


EnCitiiで、もっと、街が楽しくなる


世界には、見えないストーリーが、溢れています。人がいれば、人の数だけ、ストーリーが貯まっていきます。無機質に見える、街の中でも、人の思い出は心の中に眠っています。そのような、隠れたストーリーを、ビジュアライズして、ユーザー同士の、”縁”を創出する。これが、私たちの目指す世界観です。


EnCitiiは、iPhoneのApp store にて“EnCitii”
また、Web版は    www.encitii.com (15日リニューアル予定)

にてご利用できます。


今後とも、よろしくおねがいいたします。

株式会社En 代表取締役CEO 伊藤翔太














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